こんにちは! choco._.ricoです!
今日はどんな日でしたか?
自分が就職活動をした頃も(大昔の話になりますが(笑))、
学生の就職支援をしている今も思うことは、
「就職活動って不公平!!」
ということです。
例えば…
①経済状況によって、就活の厳しさが変わる
(就職氷河期、リーマンショック、最近では、コロナの影響など…)
私が就職活動をした時もそうでしたが、バブル真っ只中で楽勝な就活をしてきた
先輩を見てきたのに、自分の就活ではいきなりバブルがはじけて就職氷河期に…
世の中の不条理を感じました。
リーマンショックの時も、比較的「楽な就活」から、 一気に厳しい状況に…
急激な変化に、戸惑いしかない学生たち…
「『なんで一年前に産んでくれなかったの』と母に文句を言いました!」と
相談の際に、泣きながら話した学生もいました…
コロナがまん延し始めた時も、ちょうど就職活動が始まる頃でした..
緊急事態宣言が出て、就活は凍結。
緊急事態宣言が解除された後も、採用を再開できない会社も多く、
一気に厳しい就職状況に…
どのタイミングで就活するのか、で厳しさが変わるなんて…!
不公平!
②合否の判断基準が明確ではない
(面接は数値での判断が難しく、ある意味、面接官の主観による判断に…)
30分程度の面接で、その人の良さが見極められるの?
同じ回答をしても、選考を通過する会社、落とされる会社が
わかれてしまう..,
人生の一大事である就活なのに、一貫した基準がないなんて…
不公平!!
③真面目な学生の方が、就活で苦戦する
(立ち回りが上手で要領のよい学生の方が、就活は上手くいく傾向がある…)
就活あるあるの一つですが、真面目な学生は、真面目であるが故に
要領のよい学生と比べて、アピールが苦手な傾向が…
表面的なところだけで判断されるなんて…
不公平!!!
④学校によって、提供される情報が違う(らしい…)
(いわゆる「学歴フィルター」?)
実際のところどうなのか、諸説ありますが、学校によって企業から送られてくる
情報が異なるらしい…
学歴で判断されるなんて…
不公平!!!!
学校では、「人は平等」と教わってきます。
しかし実際の就活では、不公平さや理不尽さに直面することが多々あります。
人生で初めて「自分の力だけではどうにもできないこと」に直面することがあります。
こうしたことも含めて、就活は「社会に出る前の準備運動」だと思います。
ただ、今までそうした理不尽さを感じたことがない学生にとっては、
納得がいかなかったり、辛い経験になってしまうと思います。
このため…
学生のみなさん!
就活は理不尽なこともあるかもしれません。
それでも就活は、「輝いて働いているロールモデル」に出会えるチャンス、と捉えて
前向きな気持ちで臨んでください。
そして、
就活生を持つ親御さん!
そんな理不尽さに立ち向かうこどもたちを、家ではあたたかく見守ってあげてください。
そして、「あなたはあなたのままでいい。就活がうまくいっても、いかなくても
あなたの存在自体がとても大切」ということを伝えてあげてください…
世の中には理不尽なこと、納得できないことがたくさんあるのも事実です。
でも、そんなことを吹き飛ばすくらい、素晴らしい人たちに出会えたり、
貴重な経験ができる場所だと感じています。
「人生には、何一つ無駄になることはない」
そう思ってちょっとずつ前に進んでいってください…!