こんにちは! choco._.ricoです!
今日はどんな日でしたか?
今日は、就職支援の仕事の裏側について、お話ししたいと思います。
とは言え「裏側」という大げさなものでもなく、仕事をしていて
感じることを書いてみたいと思います。
就職活動って、新卒の学生にとって、当然ですが「初めての経験」です。
そして、今までの「受験」とは全く異なるものになります。
高校受験、大学受験、は
・受験日程がある程度決まっていたり
(受験システムも複雑になってきていますが…^^;)
・偏差値でどの学校を受けるか、ある程度の判断ができたり
・受験する学校もある程度の数にしぼられたり
とある程度の制限(と言っていいのかわかりませんが..)の中で
受験していくことになります。
ただ、就活は
・就活のスタート時期が不明確
(今は大学3年生の夏のインターンシップが事実上のスタートに
なっていますが、会社によって募集時期が異なります。)
・会社には(当然ですが)偏差値がないので、どこを受けたらいいのか
目安がわからない。
・受験に比べて、たくさんの会社を受けられる。
(エントリー100社、実際に応募する会社も数十社になることも
珍しくありません…)
という状況です。
「何がなにやら、よくわからない!」と思う就活生も多いと思います。
そして、親御さん世代との就活(その当時は、「就活」という言葉すらない(笑))
とは全く違う流れで、親御さんのアドバイスが参考にならない…
そんなわけで、学校のキャリアセンターや就職課の出番、となるわけです。
大学では、低学年のうちから「キャリア教育」を授業科目として行っている
学校も珍しくありません。
また、大学3年生には「就職ガイダンス」というセミナーで、就活のイロハを
説明していきます。
こうして知識を身につけていくのですが、
しかしやはり「初めての経験」かつ「受験とは異なる仕組み」に
戸惑う学生の方も多いと思います…
そこで、「個別相談」の出番です!!
キャリアセンターの職員の方や、キャリアカウンセラーの方と
個別に相談ができる仕組みを、どの学校でも整えています。
しかし、それを「活用する学生」、「活用しない学生」に分かれて
しまうのも事実です。
「活用しない学生」のうち、「自分で動ける学生」は、
自分で情報収集をしたり、先輩たちに話を聞いたり、
「自分で情報を取る」ことができているので、
個別相談を利用する必要はないかもしれませんね。
ただ、「自分で動けないけれど、活用しない学生」は
うまくいかないケースも多いです…
なぜなら、
・情報収集ができていない
⇒どの会社が自分に合っているか、分からない
・自分を客観視できていない
⇒履歴書の内容や面接で話す内容が、独りよがりになってしまう
ということが起きてしまうからです。
秋頃になると、おそらくどの学校でも、
内定がまだない学生(=未内定者)の洗い出し
(「洗い出し」という言葉はちょっとどうかと思いますが..)を
行い、個別相談を勧めます。
そして相談に来た学生の話を聞いていると
「もっと早く相談に来てくれれば….!!」と
思ってしまうことも多々あります…
せっかくの強みも、それを会社にキチンと伝えられないと、
「伝えきれずに落とされる」ということになってしまいます!
そしてそういう学生が多いんです…!!!
就活は、求人が多い時期に(当然ですが)一番チャンスがあります。
そして、求人のピークは夏まで、というのが今の就活です。
秋になってからは、その学生の強みを活かせる会社を見つけるのが
難しくなってきます…
タイミングがとても大事なため、毎年
「ああ… もっと早く相談に来てくれれば…」と
思ってしまうことがあります。
履歴書を見てもらったり、面接練習をするのって、
「なんだかめんどくさいし、恥ずかしい」
と思う気持ちもわかります。
でもでも!! 第三者の視点(=企業側の視点)で自分のことを
確認するのは、絶対に大事です!!!
新卒の就活は一回きり。
そして、入社して3年間は、社会人としての基礎力を身につける時期です。
自分に合った会社に入って、そこできっちりと力をつけていくことが
社会人としての人生においても、とっても大切なことになります。
そのために、ぜひ学校のキャリアセンターを活用する、
または就職支援の経験のある方に相談する、
という選択肢は、ぜひぜひ活用して欲しいです!!
一人で歩く必要はありません!
誰かの力を借りながら、就活という未知の道を
着実に進んでいって欲しいです…